今季のオランダ・エールディビジで16試合18ゴールと大爆発中の日本代表FW上田綺世。
プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドが1月の移籍市場で、同選手の獲得という興味深い選択肢を手にしようとしている。
現地メディア『MOT LEEDS News』に寄稿したトム・グリフィン記者は、リーズがフェイエノールトの日本代表ストライカーの獲得レースで優位に立てる可能性を指摘した。
今季の上田はエールディビジで圧倒的な得点力を発揮し、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のセルティック戦で同大会初得点を挙げるなど、好調ぶりを見せている。
同メディアは、FWドミニク・カルバート=ルーウィンの負傷リスクや不安定さを踏まえ、前線補強が急務であると分析。その中でカギを握る存在として挙げられているのが、日本代表MF田中碧だ。
リーズで中盤の主力を担う田中は、代表で上田と長くプレーしてきた間柄。ピッチ内外での信頼関係が移籍交渉を後押しする可能性があると分析している。
グリフィン記者は、三笘薫やソン・フンミンら、アジア人選手がプレミアリーグで成功してきた流れにも触れつつ、「上田もその系譜に加わり得る存在だ」と提言する。
プレミアリーグの舞台で日本人コンビの連係を見たいファンは多いだろう。リーズが今冬に、本格的に上田獲得に動き出すのか、注目していきたい。
筆者:江島耕太郎(編集部)
