2022年1月からスコットランドの強豪セルティックでプレーしてきた日本代表FW前田大然。
昨シーズンは公式戦33ゴールと活躍し、リーグ5連覇に大きく貢献すると、個人タイトルも総なめにした。
今夏にはステップアップを目指していたものの、セルティック側の事情で移籍は実現せず。迎えた今シーズンのセルティックは、不調に陥り、前田も調子を崩してしまった。
前田は冬移籍の噂もあるが、『The Herald』によれば、来夏のワールドカップまではセルティックに残る意向を示したという。
1月は退団せず、今シーズン末まで残留する可能性が高くなったということだろうか。
『Daily Record』は、この話について、「前田は夏の移籍を公言していたものの、いまは残留に前向きと報じられている。日本のスター選手は、夏の移籍市場がクローズした直後、オファーがあったものの、セルティック側がそれを阻止したという衝撃的な事実を明かした。昨シーズンの爆発的な活躍は急降下し、1月の退団は避けられないと思われていた時期もあった。ただ、前田は7月までチームに残る意欲を示したようだ」と伝えている。
前田は、マーティン・オニール暫定監督のもとで調子を取り戻しつつあったが、ウィルフリード・ナンシー新監督が就任するとチームは泥沼の3連敗。前田も慣れない役割を担わされ、苦戦を強いられているとされている。
セルティックは14日に行われたセント・ミレンとのリーグカップ決勝に1-3で敗れたが、『The Scottish Sun』は「前田は不慣れな『10番』として起用された」と伝えていた。
筆者:井上大輔(編集部)
