J3の奈良クラブは18日、拓殖大学麗澤会体育局サッカー部所属のDF高畠捷(かける)が、明治安田J2・J3百年構想リーグから加入することが内定したと発表した。

高畠は2003年7月4日生まれの22歳。川崎フロンターレのアカデミーで育ち、U-18では同期に五十嵐太陽(川崎から今季栃木SCへ期限付き移籍)、田中幹大(中央大→来季いわきFC内定)、田中慶汰(日本大→来季福島ユナイテッドFC内定)、田鎖勇作(拓殖大→来季SC相模原内定)らがいた(1学年下に高井幸大や大関友翔)。

ユース時代から右サイドバックとして活躍し、チームの高円宮杯U-18プレミアリーグ初昇格に貢献した高畠。トップ昇格は果たせなかったものの、拓殖大学で選手として一回りも二回りも成長し、来季からプロとしてプレーすることになった。以下は高畠のコメント。

「この度、2026シーズンより奈良クラブに加入することになりました、拓殖大学の高畠捷です。

幼い頃からの夢であったプロサッカー選手のキャリアを、奈良クラブという素晴らしいクラブでスタート出来ることを大変嬉しく思います。

家族をはじめ、自分を支えてくださった方々への感謝を胸に、1日でも早くピッチに立ち、自分のプレーで恩返しをしたいと思います。

奈良クラブに関わる全てのファン、サポーターの皆様、応援よろしくお願いいたします!」

ちなみに、高畠の父、高畠勉氏はサッカー指導者。前身の富士通サッカー部時代から長く過ごした川崎フロンターレでキャリアを積み、2008年と2010年にはトップチームの監督も務めた。

その後、世代別日本代表のコーチやJリーグ U-22選抜の監督を歴任し、2016年からは中国へ。河北華夏幸福の育成部門統括兼U-17監督を皮切りに、海南之星や武漢三鎮ではトップチームの指揮も執り、直近では今年6月まで上海三菱飛獅のアドバイザーを務めていた。

筆者:奥崎覚(編集部)

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