残りわずかとなった2025年。
日本代表DF瀬古歩夢が所属するフランス1部ル・アーヴルは、21日にアミアンとのクプドゥフランス(仏カップ戦)を戦う。
『Paris Normandie』によれば、瀬古は年内最終戦となるこの試合を欠場するようだ。
ディディエ・ディガール監督は「短い休みと日本との時差で、家族と一緒に過ごすのが難しいだろう。だから、それを奪うわけにはいかないと感じた」と理由をこう説明していたそう。
ル・アーヴルの2026年初戦は1月4日にあるため、チームは今月29日から練習を再開する。
瀬古は日本への移動や時差を考慮して、一足早く冬休みに入ることが認められたようだ。
同紙は、「瀬古は、監督との合意の上で、すでに日本へ帰国した」とも伝えている。
25歳の瀬古は、今シーズンからル・アーヴルでプレーしている。
身長186cmのセンターバックながら、足元に優れるため守備的MFとしても起用可能。
瀬古はル・アーヴルで第2節以降は守備的MFとして固定されており、チームトップの走行距離を記録するなど活躍を見せている(リーグ6位となる171.1キロ)。
出場時間がチームのフィールドプレイヤーで2番目に多いことも考慮されたのかもしれない。
筆者:井上大輔(編集部)
