2025年も残りわずかとなった。
多くの日本人選手たちが海外でプレーしているが、今シーズンここまで最も好調といえるのは上田綺世だ。
オランダの名門フェイエノールトでリーグ16試合で18ゴールを記録。得点ランキングでは2位に7点差をつけて独走している。
そうしたなか、『Comparisonator Türkçe』が興味深いデータを紹介していた。
「今シーズンの欧州トップ10リーグにおいて、90分平均で最も多くのゴールを決めているストライカー」をランキングにしたもの。
1位は1.35でバイエルンのイングランド代表FWハリー・ケイン(14試合で18得点)。
そして、2位は1.15で上田!
3位は1.02でマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(16試合で17得点)。
そのほか、バルセロナのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは0.98で6位(12試合で8得点)。レアル・マドリーのフランス代表FWキリアン・エムバペは0.95で7位(17試合で17得点)。
上田がプレーするオランダ1部リーグは欧州5大リーグ(イングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランス)には入らないため、リーグレベルに差があるのも事実。
それでも、上田は得点力だけでみると、錚々たる世界的ストライカーたちのなかに名を連ねるようだ。
21日に行われるフェイエノールトの今年ラストゲームでは、上田の得点に期待したい。
筆者:井上大輔(編集部)
