森保一監督が率いる日本代表で最も多くのゴールを決めてきた南野拓実。
2022年ワールドカップで失意を味わった彼は、2026年大会でのリベンジを誓っていた。
だが、モナコに所属する30歳のMFは、21日のオセール戦で左膝前十字靭帯断裂の重傷を負ってしまった。長期離脱となるため、来年のワールドカップ出場は絶望的とされている。
『L'Equipe』によれば、南野はストレッチャーでピッチを去る際、涙を流していたという。
モナコは冬の移籍市場で南野の代役を補強するのは困難ととらえているようだ。
「モナコは、この日本代表選手の才能を、短期的に補うのは難しいと信じている。
攻撃におけるユーティリティ性、ライン間でのプレー能力、そしてトップレベルでの経験は、特に冬の移籍市場では稀有な資質である」
南野は攻守にわたって献身的にプレーできる稀有な存在。欧州ではシーズン中となる冬の移籍市場で、代役になれる選手を補強するのは難しいとのこと。
日本代表においても南野はかえのきかない存在であり、森保監督にとって痛い離脱になった。
筆者:井上大輔(編集部)
