3位:オマル・アルデレーテ
加入元:ヘタフェ
加入先:サンダーランド
移籍金:1000万ポンド(およそ20億円)
違った国のサッカーに馴染むにはしばらく時間が必要なものであるが、オマル・アルデレーテはそれに当てはまらなかったようだ。パラグアイ代表で29試合に出場してきたセンターバックの彼は、驚くほどに素早くサンダーランドの試合に溶け込んだ。
バーゼル、ヘルタ・ベルリン、バレンシア、ヘタフェでプレーしてきた彼は、緻密でパワフルな守備によって相手のアタッカーを抑え込んでいるほか、ボール扱いの巧みさや前に送るパスの精度でも高い評価を獲得している。
2部から昇格してきたばかりのサンダーランドであるが、プレミアリーグで現在17試合で7勝6分け4敗と好調なパフォーマンスを見せている。そして、それをもたらしている立役者の一人がアルデレーテであるといえる。
2位:モハメド・クドゥス
加入元:ウェストハム・ユナイテッド
加入先:トッテナム・ホットスパー
移籍金:5500万ポンド(およそ110億円)
前半戦でのトッテナム・ホットスパーの成績を考えれば意外であるかもしれないが、Whoscoredにおける統計においてモハメド・クドゥスのレートは非常に高い。低迷しているチームの中でその数値を残しているということは、どれだけ安定した活躍をしているかという点の証明でもある。
ウェストハム・ユナイテッドはもしかしたら5500万ポンドという価格で手放したことを後悔しているかもしれない。昨季のプレミアリーグで通算124回のドリブル成功数を記録したアタッカーは、シーズン13ゴールを決めてインパクトを残した。
そして今季は新天地ですぐに最高の状態に達しており、公式戦23試合に出場して3ゴール6アシストを記録。彼がいなければ、トッテナムは現在よりも遥かに難しい状況に陥っていたことだろう。
