J2のRB大宮アルディージャはJ1のファジアーノ岡山からDF加藤聖選手を完全移籍で獲得した。

チームの守備陣強化に向けた即戦力として、J2優勝・J1昇格を目指すクラブに新たな風を吹き込む存在となるだろう。

加藤は2001年9月生まれの左サイドバック。2020年にV・ファーレン長崎へ入団し、プロデビューを果たした。

2年目から出場機会を増やし、U-22日本代表に選出されるなどパリ五輪世代の有望株として期待を集めた。2023年7月には横浜F・マリノスへ完全移籍を果たすが、負傷の影響もありレギュラー定着とはならず、今季開幕前にファジアーノ岡山への移籍を決断。

昨季はリーグ戦25試合に出場するなど、岡山の左ウィングバックの主力選手として活躍した。

昨季、昇格プレーオフで敗れた大宮にとって、サイド攻撃と守備のバランスがさらに向上することが期待される。

岡山での1年間を振り返り、加藤選手はファジアーノ岡山公式サイトを通じて、次のようにコメントを発表している。

「1年間熱い応援ありがとうございました。 この度RB大宮アルディージャに移籍することを決断しました。 選手・スタッフ全員が、本気でサッカーに向き合い、1人1人が毎日全力で勝利のために戦う、そのような素晴らしいチームの一員としてプレーできたことは、僕のサッカー人生の中で大きな成長に繋がりました。 岡山のファン、サポーターの皆さんが作り上げる素晴らしいスタジアムの雰囲気は、本当に力になりました。 岡山の初のJ1を選手として戦えたことが、本当に嬉しかったです。 岡山とJ1の舞台で対戦できるように、自分を磨きます。 1年間ありがとうございました」

一方、加入にあたり、加藤選手はRB大宮アルディージャ公式ホームページで次のように意気込みを語っている。

「ファジアーノ岡山から加入しました、加藤聖です!『J2優勝・J1昇格』、そのために自分の全てをかけます。皆さんと共に熱く戦います!よろしくお願いします!」

加藤選手の強い決意と豊富な経験が、大宮の悲願達成を後押しする鍵となるはずだ。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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