小川航基、佐野航大、塩貝健人の日本人3人が所属するNECは、オランダ1部リーグの前半戦を4位で終えた。

22歳の日本代表MF佐野は、現地での評価を高めており、オランダ王者PSVなどが獲得に関心を示している。

そうしたなか、NECのテクニカルディレクターのカルロス・アルベルスは、佐野らが1月に引き抜かれる可能性について、『ESPN』で、こう話したそう。

「原則的には考えていない。我々にはスポーツ的野望がある。できるだけ上位でシーズンを終えるために全力を尽くす。それがいま最も重要なことだ。

ただ、(移籍)市場で起きることは誰にもわからない。もし、このクラブの長期的な将来にとって断ることができないようなオファーがあれば検討するだろう。ただ、それは最優先事項ではない」

この発言を受けて、「佐野がNECから移籍するのは断れないオファーがあった場合のみ」と現地紙は伝えている。

NECは佐野に1500万ユーロ(約27.6億円)以上の値札をつけたとされている。

その佐野は岡山県出身でファジアーノ岡山でプロになった後、19歳でオランダへ移籍。今年6月には兄である佐野海舟とともに日本代表のピッチにも立った。

筆者:井上大輔(編集部)

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