アメリカのテスラを抜き、世界最大のEV(電気自動車)メーカーとなった中国のBYDは17日、イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティとオフィシャル・オートモーティブ・パートナー契約を締結したことを発表した。

今回の戦略的パートナーシップは、グローバルテクノロジー企業であるBYDと、世界的なサッカークラブであるマンチェスター・シティとの重要な協業となる。全方位にわたる取り組みを通じて、BYDグループが持つ多様な技術革新と、持続可能な未来の実現に向けた両者の共通ビジョンを形にしていくという。

画像: 中国のEV最大手BYD、マンチェスター・シティとのパートナー契約を発表!日産自動車とCFGの契約は終了済み

具体的には、BYDグループはマンチェスター・シティに対し、BYDおよびDENZA(デンツァ)ブランドの車両を提供するだけでなく、クラブの男子チーム、女子チーム、育成チームが拠点とする最先端のトレーニング・育成施設「シティ・フットボール・アカデミー」において、車両充電設備や蓄電池を通して新エネルギー技術を提供。

さっそく2月11日より、BYDのブランドロゴが男子トップチームのトレーニングキット袖部に掲出され、来シーズンからは女子トップチームにも同様に掲出されるとのことだ。

さらに、エティハド・スタジアム全体にも展開があり、ベンチエリアのヘッドレストにBYDのブランドロゴが配置。また、BYDの車両1台が、プレミアリーグおよび国内カップ戦のホームゲームにおいて、マンチェスター・シティ男子トップチームの公式バスをスタジアムまで先導する役割を担う。

以下は関係者のコメント。

BYDエグゼクティブ・バイスプレジデント ステラ・リー氏

「マンチェスター・シティFCは卓越性、革新性、限界を超える勇気を体現しています。これらはBYDのDNAに深く根ざした価値観です。このパートナーシップは、サッカーやモビリティを超えたものです。それは、人々を興奮させ、結びつけ、より持続可能な未来を推進する技術を通じて、世界中の人々にインスピレーションを与えることなのです。革新と情熱が交わる時、その影響力は真にグローバルなものとなります」

シティ・フットボール・グループ 最高経営責任者(CEO) フェラン・ソリアーノ氏

「BYDは自社の分野において世界を牽引する存在です。技術と革新を通じて卓越性を実現するリーダーであり、世界をより良い方向へ導くという志を掲げるリーダーです。これらはマンチェスター・シティFCが共有する価値観そのものです。我々はクラブとして、卓越性への取り組みと革新への情熱に駆り立てられています。施設の改善を起点に、より環境的に持続可能な未来を創出するため、業界のリーダー企業と提携しています。

だからこそ、BYDが選んだパートナーとなれたことを誇りに思うと同時に、この複数年にわたる、パートナーシップを通じて、より良く持続可能な未来のために共に取り組むことを約束します」

画像: ステラ・リー氏とフェラン・ソリアーノ氏

ステラ・リー氏とフェラン・ソリアーノ氏

近年、UEFA EURO 2024やUEFA U-21欧州選手権2025の公式スポンサーを務めるなど、サッカーとのかかわりを深めているBYD。今回の提携は、国際サッカー界における存在感をさらに高めるとともに、自社ブランドや自動車、各種技術製品の認知拡大を図る戦略の一環となるようだ。

なお、2014年に始まった、マンチェスター・シティを傘下に持つシティ・フットボール・グループ(CFG)と日本の日産自動車のグローバル・パートナーシップ契約は、2025年9月に終了したことが報じられている。

筆者:奥崎覚(編集部)

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