1月にJ1ヴィッセル神戸からスペイン2部ラス・パルマスにレンタル移籍した宮代大聖。
昨年のE-1サッカー選手権で日本代表デビューを果たした25歳のストライカーだ。
川崎フロンターレでプロになり、2024年に神戸へ移籍すると、J1で2年連続11ゴールと活躍。今冬に初のヨーロッパ移籍を決断した。
かつて福田健二氏もプレーしたラス・パルマスは、スペイン本土から1400キロも離れたカナリア諸島のグラン・カナリア島を本拠地とする離島クラブ。現在6位ながら、最近7試合は勝利から遠ざかっている(5分2敗)。
宮代がここまで出場した4試合も3分1敗と勝ちがない。また、彼はまだゴールもアシストもないが、現地での評価は高まっているようだ。
『Laprovincia』が、こう伝えていた。
「危機に瀕するラス・パルマスで宮代が輝きを放つ。
ファンからスタンディングオベーションを浴びたこの日本人ストライカーは、冬の移籍市場でただひとりインパクトを放っている補強選手だ。
多才で、機動力とフィジカルを兼ね備え、そして何よりもファイターであること。うまくいかない時でも諦めない彼の能力は、低迷するチームの危機において光明になっている。
(加入直後のラシン・サンタンデール戦で)彼はメンバー外だったにもかかわらず、チームに慣れるため、他の選手と遠征に帯同。それだけでは飽き足らず、1分も出場できないことを承知の上で、一人でウォーミングアップを行った。
この行動はファンを驚かせた。ファンたちはその時からこの日本人選手がラス・パルマスのエンブレムにかける強い意志を目の当たりにしたのだ。
ブルゴス戦では終了10分前にジョーカー役で投入され、ホームスタジアムを沸かせた。先発起用されたカステリョン戦では89分出場。ピッチを去る際には、スタンディングオベーションを受けた。
宮代は冬の移籍市場で加入した補強選手のなかで唯一インパクトを残している」
宮代はメンバー外だった試合でもチームに溶け込む意欲とプレーに対する熱意を見せつけ、ファンの心を掴んだとか。
直近のカステリョン戦は1-1の引き分けだったが、ベンチに下がる際には拍手喝さいが送られたという。
スペイン2部は上位2チームが1部へ自動昇格し、最後の昇格枠は3~6位によるプレーオフで決定する。
筆者:井上大輔(編集部)


