オーストラリアで開催されているAFC女子アジアカップ2026。
なでしこジャパンは、18日に行われた準決勝で韓国に4-1の快勝を収め、2大会ぶりの決勝進出を決めた。
日本にとっては今大会初めて力のあるチームとの対戦となったが、逆にようやく歯ごたえのある相手に巡り合えた喜びもあったのか、開始から全員が躍動。5バックの守備的布陣を敷いてきた韓国を猛烈なプレッシングで圧倒した。
先制点を決めた植木理子は、大会得点ランキング単独トップの6ゴール目を奪取。ニルス・ニールセン体制では31歳の田中美南や21歳の松窪真心の影に隠れがちだった26歳のストライカーが充実の時を迎えている。
5連勝で決勝の舞台へたどり着いた日本。3度目のアジア制覇をかけた最後の相手は、想定通り地元オーストラリアとなった。
今大会のオーストラリアは、韓国に得失点差で上回られてグループAをまさかの2位抜け。ノックアウトステージで厳しい山に入ることになった。
しかし、準々決勝で北朝鮮を2-1と下すと、準決勝でも前回王者の中国に2-1で勝利。いずれの試合も同国のスーパースターであるサム・カーが決勝点を挙げており、良い状態で日本との頂上決戦に臨むとみられる。
オーストラリアはFIFAランキングで15位と、8位の日本、10位の北朝鮮に続くアジア3番手だが、実力的には日本とほぼ同格。2023年に隣国ニュージーランドと共催した女子ワールドカップでの強化が実り、現在ほとんどの選手がイングランドを筆頭に国外でプレーしている。
しかも今回、試合の間隔も日本が準々決勝から中2日→中2日で来ているのに対し、オーストラリアは中3日→中3日と休養十分(※ただし準決勝後パースからシドニーへの移動あり)。もちろん開催国というアドバンテージも大きい。
なでしこジャパンにとって厳しい試合となることは間違いないが、だからこそ「世界一奪還」を目指すうえでの“試金石”となるはずだ。
日本とオーストラリアの一戦は、日本時間3月21日(土)18:00からシドニーのスタジアム・オーストラリアで開催。気になる放送予定は以下の通り。
テレビ放送
なし
ネット配信
DAZN
女子アジアカップはAFC主催大会ということもあり、DAZNが独占配信。オーストラリア戦の解説・実況は未定となっている。
筆者:奥崎覚(編集部)
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