小久保玲央ブライアン、谷口彰悟、畑大雅、伊藤涼太郎、山本理仁、後藤啓介、松澤海斗、新川志音の日本人8選手が所属するベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)。
日本企業DMMが保有する同クラブは、素晴らしいシーズンを送っている。
最終節を残してレギュラーシーズンで3位につけており、プレーオフを通じての優勝も十分に目指せる。
そうしたなか、フランスの大手紙『L'Équipe』が、STVVの躍進を取り上げていた。
「ベルギーでセンセーションを巻き起こしているSTVV。チームにはベルギー人と同じくらい日本人がいる。
予想外の3位につけるSTVVは、長年にわたって日本とヨーロッパのエリートリーグを結ぶ理想的な登竜門としての地位を確立しており、その独自のモデルが実を結んだ。
人口約4万人の古都では、中心街に地元クラブの旗が数枚掲げられている。そんな中で、ひときわ輝くチームがSTVV。
レギュラーシーズン最終節を3位以内で迎えるのは60年ぶりのことであり、これはまさに快挙だ。
STVVの成績は、ヘンク(7位)やアンデルレヒト(5位)などはるかに大きな予算を持つクラブがあることを考えると、ほとんど異例と言える。
彼らの成功は、独自のビジネスモデルによるところが大きい。2017年に日本のデジタル大手DMMに買収された同クラブは、多くの日本人選手を擁している。26選手のうち8人が日本人で、そのうち6人がレギュラーとして出場している。
※フランスではクラブごとに非EU圏選手登録が4人までに制限されているが、ベルギーでは制限がない。ただ、国内クラブで育成された選手を少なくとも6人は試合メンバーに含めなければならない」
STVVは最終節で昨季王者であり、今シーズンも首位を走るユニオンと対戦する。
日本企業保有クラブとして歴史的な優勝を目指すプレーオフの戦いにも注目したい。
筆者:井上大輔(編集部)




