ネイマールの北中米ワールドカップ出場は叶わないのだろうか。
現在、ブラジル1部サントスに所属するネイマールが、国内リーグで審判に対して差別的と受け取られる発言を行った問題が、2026年ワールドカップ出場の行方にも影響を及ぼしつつある。現地時間5日、アメリカメディア『Sports Illustrated』が報じた。
問題の発言は、サントスでの試合後に主審へ向けられたもので、女性を軽視する表現が含まれていたとされる。ブラジルスポーツ司法規定に抵触する可能性があり、最大で10試合の出場停止処分が科される見通しだ。
処分の重さは発言の解釈によって変わるが、仮に長期離脱となれば、代表復帰を目指す同選手にとって大きな痛手となる。
現在、ブラジル代表を率いるカルロ・アンチェロッティ監督は、「フィジカルが100パーセントであれば、代表入りは可能だ」としつつも、「試合に出場し、自身のクオリティを示し、良好なコンディションを維持しなければならない」とネイマールのコンディションに懐疑的な姿勢を示している。限られた試合数の中でアピール機会を失う可能性は小さくない。
さらに、ブラジル版『CNN』は、ネイマールが代表ウィーク中に再び膝の手術を受けていたと報道。度重なる負傷によるコンディション不安も、代表復帰への障壁となっている。
ブラジル代表歴代最多得点を誇るスターにとって、今回の発言問題とコンディション不良は大きな逆風だ。果たしてネイマールのワールドカップ行きは、いよいよ厳しい状況に追い込まれているのだろうか。
筆者:江島耕太郎(編集部)
