リヴァプールを象徴する選手の一人であるアンディ・ロバートソンが、今シーズン限りでアンフィールドを去ることが決まったと、9日にクラブ公式サイトで発表された。

現在32歳のスコットランド代表キャプテンは、今夏に契約が満了するタイミングでクラブを離れることを公式に認めた。

2017年の夏にハル・シティから800万ポンド(約17億円)で加入したロバートソン。それから9年間にわたり、プレミアリーグ優勝2回、チャンピオンズリーグ、FAカップ、リーグカップ2回、さらにはFIFAクラブワールドカップ、UEFAスーパーカップ、コミュニティ・シールドと、あらゆるタイトルを勝ち取ってきた。

今年1月の移籍市場では他のクラブからの関心も報じられていたが、ついにマージーサイドでの物語に終止符を打つ決断を下したようだ。ロバートソンはクラブのインタビューに対し、以下のように語っている。

「公にできて、今はスッキリしているよ。ここ数週間、数ヶ月は本当に大変だった。トレーニンググラウンドにいる親しい仲間や、何よりファンのみんながまだ知らない状態だったからね。時間が経つにつれて、周りからの質問も増えていたんだ。

いつも言っているけれど、このクラブで最も重要なのはファンだ。だから今、何が起きているのかを伝えるべき時だと思った。今シーズンが僕にとって最後の1年になるんだとね。オープンにしたことで、これからはシーズン終了までチームに100%集中できる。それは僕にとって何より重要なことさ。

感情的な別れや、みんなに感謝を伝える時間は、シーズンの終わりに取っておきたい。今はまだその心の準備ができていないんだ。ただ、みんなに対して正直でありたかった。

リヴァプールのようなクラブを去るのは、決して簡単なことじゃない。この9年間、僕と家族の人生の大きな部分を占めてきた場所だからね。でも、選手は移り変わるものだ。それでもクラブとファンは変わらずそこにあり続ける。ここで過ごした9年間は本当に素晴らしかったよ。

自分がレジェンドかどうかは、他の人が決めることだ。僕は絶対に自分からそんなことは言わないよ(笑)。でも、このクラブに来た最初の1分から、僕は成功したいと願っていた。トロフィーを掲げ、このクラブを本来あるべき場所に戻したいと思っていたんだ。それを成し遂げた素晴らしいチームの一員になれたことを誇りに思う。

ハル・シティから来た当時は無名の選手だった。デビュー戦のクリスタル・パレス戦で、すでにファンが僕の名前を歌ってくれたのを覚えている。信じられない瞬間だった。その後の3ヶ月間は全く出番がなかったけれどね(笑)。そのことは今でもユルゲン・クロップに冗談で言っているよ。

チャンスが来たとき、毎週ピッチで戦う僕の姿を見て、ファンやスタッフに誇りに思ってもらいたい一心でプレーしてきた。彼らはいつも僕を支えてくれたし、ポジティブなエネルギーをくれた。これ以上のファンはいないよ。

トレーニンググラウンドの仲間たちにも感謝している。この9年間を振り返るとき、僕はきっと満面の笑みを浮かべているはずだ。時々、感極まってしまうこともあるけれどね。今はまだその時じゃない。でも、みんなにさよならを言うのは本当に辛いだろう。それでも、僕たちが共に歩んだ9年間を祝う時が来たんだ」

なお、『Guardian』によればロバートソンにはナポリ、ユヴェントス、アトレティコ・マドリー、トッテナム・ホットスパーなどのクラブが関心を寄せているとのこと。

リヴァプールからは先日エジプト代表FWモハメド・サラーの退団が発表されており、この数週間で2名のレジェンドがチームを離れることが決定している。

筆者:石井彰(編集部)

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