プレミアリーグで「まさかの降格」という悪夢が現実味を帯びているトッテナム。新たに就任したロベルト・デ・ゼルビ監督は、クラブにとって前例のない危機からチームを救い出すという、極めて困難なミッションに挑んでいる。
ただ、そのように今季同じような苦境に立たされているビッグクラブは他にも存在する。今回は『Planet Football』から「今季降格の危機に直面している5つの大物」をご紹介する。
セビージャ
トッテナムと同様、セビージャが陥っている泥沼も「予兆」はあった。2019-20シーズンから3季連続で4位に食い込んでいたが、それから徐々に成績は降下していった。2022-23シーズンは12位、2023-24シーズンは14位、そして2024-25シーズンは降格圏までわずか勝点1差の17位で終えた。
そして今季、彼らはまたしても降格圏の瀬戸際を彷徨っている。3月には成績不振によりマティアス・アルメイダ監督を解任。後任にはルイス・ガルシア氏を据え、残留のミッションを託した。
先週末のアトレティコ・マドリー戦でついに勝点3を獲得することに成功したものの、残留争いの他のチームも揃って好成績を残したため、降格圏までは2ポイント差に過ぎない。
2000-01シーズンを最後に1部から転落したことがないセビージャ。それ以降、7度のトップ4入りを経験してきた名門だが、ここ数年はあまりにも危険な橋を渡りすぎている状況だ。
フィオレンティーナ
昨季のセリエAを6位で終えたフィオレンティーナだが、今季は初勝利を挙げるまでに16試合を要するという信じられないスタートを切った。その過程でステファノ・ピオリ監督が解任されている。
セリエAの歴史上、開幕14試合で一度も勝てなかったチームが残留した例はないが、パオロ・ヴァノーリ監督の下でチームは立て直しを見せており、このジンクスを打ち破る史上初のチームになるチャンスを掴みつつある。
2004年からトップリーグの座を守り続けている「ヴィオラ」。1月のボローニャ戦で勝利し、4試合無敗を記録して降格圏をようやく脱出。2月末に再び順位を下げたものの、現在は残留圏内に踏みとどまっている。
とはいえ、数学的にはまだ全く安心できる状況ではない。18位との勝点差は8となっており、まだまだ予断を許さない。
ジェノア、パルマ、カリアリ、クレモネーゼ、レッチェら順位が接近したチームの混戦であり、ひとたび調子を崩せば一気に降格の危機に直面することになるだろう。
フィオレンティーナの残り日程には、欧州カップ戦出場権を争うローマ、ユヴェントス、アタランタとの対戦が並ぶ。これらの上位対決がチームの不沈を占うはずだ。

