ジャンルイジ・ドンナルンマ
欧州王者としてEUROを制した実績を持つイタリア代表だが、ワールドカップ予選ではまた苦杯を舐めることとなった。そのゴールマウスを守っていたのが、世界屈指の守護神ドンナルンマである。
パリ・サンジェルマンでプレーする彼は、反射神経とセービング能力においてトップクラスの実力を誇る。至近距離からのシュートにも反応できる身体能力と、ビッグマッチでの経験は大きな武器である。UEFAチャンピオンズリーグを制したばかりの彼は、今非常に充実した状況にあった。
それにもかかわらず、チームとして結果を残せなかったことは、イタリアサッカー界にとって大きな衝撃だった。ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の責任を追求する声もあるが、それ以上にサッカー連盟や育成方針、根本的な構造の部分に大きな批判が集まっている。
ドンナルンマ個人に責任があるわけではないが、当然ながら代表の守護神としてはこの結果を受け止めるしかない。2018年、2022年に続いて3大会連続での敗退となったイタリアを復活させるには、彼の奮起は不可欠だ。
ロベルト・レヴァンドフスキ

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世界最高峰のストライカーの一人として長年活躍してきたレヴァンドフスキも、今回の予選では苦い結果を味わった。ポーランド代表の絶対的エースとしてゴールを量産してきたが、チームを本大会へ導くことはできなかった。
昨年にはミハウ・プロビエルシュ監督からキャプテンを剥奪されたことを理由に代表招集をボイコットするという騒動も起こしたが、指揮官交代もあって数ヶ月で復帰。その後予選プレーオフまでたどり着いたものの、スウェーデンに敗れて本大会出場には至らなかった。
また、年齢的にもキャリアの終盤に差し掛かっており、今大会が最後のチャンスになる可能性もあった。それだけに、この予選敗退は非常に大きな意味を持つ。
それでも、彼が残してきた功績は色褪せることはない。ポーランドサッカー史において、間違いなく最高のストライカーの一人であり続けるだろう。
