ドイツ・ブンデスリーガを戦っているヴェルダー・ブレーメンは、サウサンプトンからローン移籍で加入している日本代表DF菅原由勢の去就について慎重な姿勢を崩していないようだ。

今シーズンのブンデスリーガで好パフォーマンスを披露している菅原由勢であるが、クラブ側は完全移籍への切り替えを考えながらも、最終的な決断を保留している状況だ。

『fussballtransfers.com』の報道によれば、この慎重な姿勢の裏には「菅原由勢のローン契約に設定されている移籍金の条件」が深く関わっているという。ブレーメンのプロサッカー部門で責任者を務めるクレメンス・フリッツ氏は、『Bild』紙に対して現在の状況を冷静に説明したとのこと。

「ユウキ(菅原)は多くのものをもたらしてくれているが、まだまだ伸びしろがある。人間性も素晴らしい。ただ、彼と来季も共に歩むかどうかについては、まだ何も決まっていない」

メディアの報道を総合すると、ブレーメン側はサウサンプトンとの契約に盛り込まれている500〜600万ユーロ(およそ9〜10億円程度)の買取オプションを、そのままの金額で行使する意向は今のところないようだ。

クラブは今後のサウサンプトンとの交渉を通じて、菅原の移籍金をより安価な設定に引き下げたい考えだという。

菅原とサウサンプトンの現行契約は2028年まで残っていることから、交渉の主導権はブレーメンにはないといえる。また、今夏行われるワールドカップでの菅原のプレー如何で市場価値は上下するものと見られており、交渉の行く末は不透明になっている。

筆者:石井彰(編集部)

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