アメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領が、今夏のFIFAワールドカップにおけるチケット価格に苦言を呈した。
今年6月よりアメリカとカナダ、メキシコの3カ国で開催されるW杯。国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長とも親密の様子を見せているトランプ大統領だが、自国で行われる試合のチケット価格については納得いかないようだ。
アメリカのニューヨーク・ポスト紙によれば、6月12日にロサンゼルスで行われるアメリカ対パラグアイ戦のチケット価格が1000ドル(約15万6000円)からだと知らされたトランプ大統領は、難色を示したという。
「もちろん行きたいとは思うが、正直言って、お金は払わないだろう」
共和党の支持者たちは労働者階級が多く、トランプ大統領は自身を支援する人々にとってW杯のチケット代が負担になることに懸念を示した。
「クイーンズやブルックリンの人々、そしてドナルド・トランプを愛するすべての人々が行けないとしたら、私はがっかりするね。しかし同時に、これは信じられないほどの成功でもある」
トランプ大統領が指摘したように、W杯のチケットは高額な一方で、既に500万枚が売れたと報じられるなど確かな経済効果を生んでいる。
ただ、一方では転売なども横行しており、法外な価格設定によるチケットの販売などが行われている現状もある。
トランプ大統領は「私に投票してくれた人たちには行けるようにしたい。調べてみてみよう」と語った。
なお、FIFAの公式発表によると、最も安いチケットは約60ドル(約9,000円)からとなっているが、同価格での入手は開幕1カ月を切ったいまでは、現実的ではなくなっている。また、決勝戦の最高ランクのカテゴリーでは、1席6,730ドル(約100万円)にとなっており、2022年カタール大会の約4倍という高額なチケットになっている。
筆者:本田建(編集部)
