ジェレミー・マテュー
「私がタバコを吸うって? ああ、そうだよ。それが何か?」と話したことがあるマテュー。正直すぎて清々しいほどだった。数年後、彼はこう振り返っている。
「バルサ時代、スペインのメディアはそのことで私を叩こうとした。だが、タバコを吸うサッカー選手は私が最初じゃないし、最後でもないだろう。ピッチ上のプレーを見て納得してもらえるなら、それが私にとって一番大事なことだ」
ラジャ・ナインゴラン
2010年代のセリエAで最も強烈な個性を放ったベルギー人MFは、唯一無二の存在だった。御しがたい狂犬のような選手だったが、それもまた彼の魅力の一つだった。
元チームメイトのレアンドロ・カスタンはこう回想する。 「ローマ時代、彼はアシスタントコーチと一緒にタバコを吸うためにロッカールームを出て行った。周囲の目なんて気にせず、自分の好きなように振る舞っていたよ」 「でも、ピッチに立てば結果を出した。それが重要なんだ。彼と一緒にプレーするのは最高だったよ」
キャリアの終盤には、その習慣が仇となったこともある。2022年、ロイヤル・アントワープ在籍時にベンチで電子タバコを吸っている姿を捉えられ、無期限の出場停止処分に。そのまま二度と出場することなく、イタリアへ戻ることになった。
マリオ・バロテッリ
この風変わりなイタリア人がタバコ好きであることは、もはや公然の秘密である。マンチェスター・シティの元用具係であるレズ・チャップマンはこう語っていた。
「毎朝、マリオは私をロッカールームの裏にある小さな休憩スペースに連れ出したんだ。そして『チャッピー、行こうぜ』と言って、私のタバコを一本拝借するんだ。彼は自分でも山ほど持っているはずなのに、一度も自分のを出さなかったよ(笑)」
