レアル・マドリーをはじめとする欧州のビッグクラブの多くが、来シーズンの開幕に向けて新たな指揮官を探すことになりそうである。ただ幸運なことに、実績十分なベテランから前途有望な若手まで、今夏はフリーになる監督が数多く市場に出回っている。
今回は『Planet Football』から、「この夏にフリーで就任が可能な監督ベスト6」をランキング形式で紹介しよう。
6位:チャビ・エルナンデス
レジェンドがバルセロナを去ってから、早いもので2年が経とうとしている。
彼の指導者としての評価はまだ定まっていない。かつてジョゼップ・グアルディオラの下でプレーしたバルセロナの申し子であるが、指揮官として実現させたスタイルは期待されたほど美しい「ティキ・タカ」ではなかった。
とはいえ、その手腕は極めて実利的であり、バルセロナの財政破綻という混乱の中でラ・リーガのタイトルを勝ち取った実績は、決して軽視できるものではない。最も難しい状況で素晴らしい仕事をしたことは事実だ。
カタールでも多くの実績を持っており、バルセロナで純粋培養された指導者ではない。他の文化に対応する手腕も持っていることは間違いない男であり、ネームバリューと実績を兼ね備えた注目の指導者だ。
5位:フィリペ・ルイス
ブラジルサッカーを日常的に追っているわけではないファンでも、フラメンゴがフィリペ・ルイスを解任したというニュースには衝撃を受けたことだろう。
現在40歳の彼は、指導者としてのキャリアをスタートさせて間もないにもかかわらず、ブラジル全国選手権のトップリーグにあたるセリエAや、コパ・リベルタドーレス(南米のチャンピオンズリーグに相当)を含む、実に7つものタイトルを獲得してみせた。
さらに昨夏のクラブワールドカップではチェルシーを撃破し、バイエルン・ミュンヘン相手にも堂々たる戦いを披露。12月のインターコンチネンタルカップ決勝では、欧州王者PSGを相手にPK戦まで追い詰めているのだ。
かつてアトレティコ・マドリーやチェルシーで活躍した名左サイドバックは、以前は「アンチェロッティ退任後のブラジル代表監督」だと言われていたが、当のアンチェロッティが契約を延長したため、その道はなくなっている。
この不可解な解任劇は、野心的で先見の明がある欧州のクラブにとっては「棚からぼた餅」となるかもしれない。欧州での指揮経験がないというリスクはあるが、彼に賭けてみる価値は十分にあるはずだ。
