ブレーメル(ユヴェントス)
ブレーメルは、今のブラジル代表で最も過小評価されている選手の一人であり、守備陣における「最強の伏兵」と言えるだろう。
センターバックの先発はマルキーニョスとガブリエウ・マガリャンイスが予想されているが、このユヴェントスのDFが持つアグレッシブさと、背後のスペースをカバーするスピードは、世界でも指折りのレベルにある。しかも、エデル・ミリトンが怪我をしているため、彼の重要性は増している。
現在29歳の彼は、ここ数シーズン、セリエA屈指のディフェンダーとしての地位を静かに築き上げてきた。ユヴェントスが苦しい時期にあっても、その圧倒的なフィジカルと空中戦の強さ、そして広大なエリアを守りきる能力で常に際立った存在感を放ってきた。
そして、彼は対人での肉弾戦や1対1の状況で真価を発揮するタイプだ。このプロファイルは、決勝トーナメントで対峙することになる強力なカウンター主体のチームに対して、極めて有効な対抗策となる。
大会序盤はターンオーバー要員としてのスタートになるかもしれないが、ブレーメルには今大会の主役に躍り出るだけのポテンシャルが備わっている。
ラヤン(ボーンマス)
ブラジル代表の中で最も国際的な知名度が低い名前かもしれないが、今大会で一気にブレイクする可能性を秘めている。ヴァスコ・ダ・ガマからボーンマスに加入して以来、この19歳のFWは驚くべき速さで適応を見せ、その成熟度と多才さでファンを唸らせてきた。
彼はテクニカルな華やかさと戦術的な規律を兼ね備えており、両ウイングに加えて中央でもプレー可能であり、試合中に柔軟な変化を求めるブラジルにとって貴重な選択肢となる。爆発的な加速力、直線的なドリブル、そしてDFへ果敢に仕掛ける姿勢。その若さにもかかわらず、すでにプレミアリーグで最もエキサイティングな若手の一人として注目を集めている。
エステヴァンとロドリゴの負傷を受け、アンチェロッティが彼を招集したことは、チームに新たなエネルギーを注入したいという意図の表れだ。
ブラジル国内では、彼をこのワールドカップ以降のセレソンを担う未来の一部と見る向きも強まっている。もし彼がこのプレッシャーを跳ね除けることができれば、世界が新たなエリートアタッカーの誕生を目撃するだろう。
