イングランド・プレミアリーグのクリスタル・パレスでプレーする日本代表MF鎌田大地が、来季もクラブに残留する可能性が高まっているようだ。
『Sky Sports』などによれば、クリスタル・パレスは鎌田との契約延長に向けて本格的な慰留の動きを進めているという。
鎌田は2024年夏にフリー移籍で加入。当初は恩師オリヴァー・グラスナー監督との関係もあって、「指揮官が退任するなら、鎌田も今夏で退団するのでは」と見られていた。
しかし、状況は変わりつつある。パレスは今季UEFAカンファレンスリーグを制覇。決勝のラージョ・バジェカーノ戦でも鎌田は主力としてプレーし、欧州タイトル獲得の中心メンバーとなった。
クラブ内部では、来季のUEFAヨーロッパリーグを戦ううえで鎌田を欠かせない存在と考えているようで、契約満了が迫るなかでも引き留めに全力を注いでいるという。また『Tribuna』によれば鎌田自身もパレスへの残留に前向きな意向を示しているとも。
さらに、鎌田だけではなくもう一人の主力MFアダム・ウォートンの慰留にも動いているとのこと。21歳のイングランド代表MFである彼は、リヴァプールをはじめ複数のビッグクラブから関心を集めているという。
2029年まで契約を残しているものの、プレミアリーグ内外で争奪戦の可能性が報じられている。それでもクリスタル・パレス側は、「少なくともあと1年は残ってほしい」と考えているようだ。
グラスナー体制でのパレスは中盤の完成度が高く、鎌田とウォートンのコンビは欧州制覇の大きな原動力となったが、クラブは現在大きな転換期を迎えている。
欧州制覇を成し遂げたグラスナー監督は退任が決定しており、後任監督探しが進められている。その中で、鎌田が“新体制の軸”として残留するのか、それとも新天地を求めるのかに注目が集まっている。
なお、クラブはコロンビア代表MFジェフェルソン・レルマとの契約延長オプションも行使済みとされ、中盤の主力維持に向けた動きを加速させているようだ。
筆者:石井彰(編集部)
