6月に開幕するワールドカップでは、新たなルールがいくつか導入される。
『BBC』などによれば、「GKの戦術的タイムアウト」も禁止になるという。
これは(怪我を装った)GKがピッチ上で手当てを受ける際、他の選手たちがテクニカルエリアに駆け寄り、コーチ陣からの戦術的指示を受けるというもの。
今年、アメリカ女子トップリーグNWSLは、「GKが負傷した場合、両チームの選手はそれぞれのポジションにとどまるか、センターサークルに集まらなければならない」という暫定措置を導入したが、FIFAもこれと同じルールを採用するという。
FIFAの審判部門責任者であるピエルルイージ・コッリーナは、この件についてこう述べた。
「(今大会のワールドカップに出場する)48チームの全コーチを対象にワークショップを開催し、審判団が積極的に対応することを伝えた。
GKが負傷して地面に倒れている際、両チームがベンチに向かうことは許されない。GKには負傷する権利があるが、他の選手たちにピッチを離れてコーチとのタイムアウトを取る権利はない」
ただ、現時点では、もしフィールドプレーヤーがコーチ陣のもとに向かおうとした場合でもイエローカードなどの処分は科されないという。
また、今大会では各ハーフに3分間の飲水タイムが設けられるため、「GKの戦術的タイムアウト」は、これまでほど問題にならない可能性もある。
筆者:井上大輔(編集部)



