ワールドカップ優勝を目指す日本代表。
佐野海舟はメンバーに選ばれたが、22歳の弟である佐野航大は無念の落選となり、兄弟での出場は実現しなかった。
一方、日本と戦うオランダでは、双子がメンバー入りを果たした。
ユリエン・ティンバーとクインテン・ティンバーだ。2人は2001年生まれの24歳で、それぞれアーセナルとマルセイユに所属している(26歳の兄ダイランはキュラソー代表選手だが、今大会のワールドカップメンバーには選ばれず)。
ユリエンが所属するアーセナルは、5月30日にブダペストで行われたUEFAチャンピオンズリーグ決勝でPSGと対戦。
『AD』などによれば、クインテンは双子が戦う決勝を現地で観戦しようとしたものの、ロナルト・クーマン代表監督はその申し出を拒んだという。
「彼もそれを理解していた。要望はいくらか共感できたがね…。オランダ代表に合流しているのだから。
もちろん、兄弟としてそこにいたい気持ちはわかる。監督として私がノーと言ったことも彼は理解していたはずだ」
すでにオランダ代表はワールドカップに向けた合宿をスタートさせていたため、クインテンが一時離脱して、ハンガリーで決戦を戦う双子の応援に向かうことは許されなかったそう。
クーマン監督は「応援は家族に任せろ」とのモットーだとか。そのクーマン監督も彼の兄であるエルウィンも元オランダ代表選手。(兄エルウィン・クーマンは現在、オランダ代表のアシスタントコーチ)。
なお、怪我明けだったユリエンは、決勝戦に後半途中から出場したが、アーセナルはPK戦の末に準優勝に終わった。
ちなみに、双子でオランダ代表になるのは史上3ケース目だそう。
筆者:井上大輔(編集部)



