塩貝健人と同じドイツのヴォルフスブルクに所属するデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン。

34歳の彼は、2001年のEUROで試合中に心停止を起こして倒れたが、その後、除細動器を体内に埋め込み、プレーに復帰した。

だが、エリクセンは、7日に行われたウクライナとの親善試合で再び倒れるショッキングなアクシデントに見舞われ、試合も打ち切りになった。

デンマークサッカー協会によれば、モアテン・ボーゼン医師は、こう説明したという。

「クリスティアンは大丈夫だ、自らピッチを後にした。ペースメーカーは正常に作動している。

彼は一時的に意識を失ったが、すぐに意識を取り戻し、我々ともすぐにコンタクトできた。

病院で詳しい検査を受けて、原因を突き止める必要がある。

とはいえ、クリスティアンは大丈夫。彼から自分は大丈夫だと選手全員に伝えてほしいと頼まれた」

『TV2』によれば、デンマーク代表キャプテンのピエール・ホイビュアは、こう語っていたそう。

「自分で見たことしか言えない。スローインがあって、サイドラインに歩いていった。振り返ると、クリスティアンが倒れているのが見えた。

それが何を意味するのかは分かっていたので、対応は迅速だったし、敬意も払われた(倒れたエリクセンの周囲を選手たちが取り囲んだ)。

処置をしてくれた人たちを讃えることしかできない。クリスティアンも自らピッチを後にした。

一番大切なのは、クリスティアンと彼の家族が無事であること。

ロッカールームに行って少し話をした。起きたことを考えると、最善の形で終わったと言える。そのことに深く感謝している。それが何よりも重要なことだ」

また、ブライアン・リーマー監督は、「ロッカールームは二分されていた。半分のグループは以前にも経験があり、人生最悪の悪夢がフラッシュバックしたようなものでかなり強い反応があった。そうして、もう半分のグループは前回はいなかったが、彼らもいくらかの強い反応があった。涙を流す選手もいたし、何人かは放心状態だった」と話していた。

デンマークは今ワールドカップは予選で敗退しており、エリクセンにとってこの試合が今シーズン最後のプレーだった。

エリクセンは現在入院しているものの、状態は安定しているようだ。ボーゼン医師は、ペースメーカーの記録を分析するとも語っていた。

筆者:井上大輔(編集部)
画像出典:Getty Images

This article is a sponsored article by
''.