J1のサンフレッチェ広島は6月7日、2026-27シーズンに着用する新ユニフォームを発表した。

ユニフォームサプライヤーは引き続きNikeが務め、「クラブの伝統」と「広島の文化」、そして「革新」の融合をテーマにしたデザインが採用されている。

ホーム(1st)ユニフォームは、クラブの象徴である広島バイオレットを基調としながら、広島県を代表する伝統工芸「備後絣」の風合いを取り入れたデザインとなった。

Sanfrecce Hiroshima 2026-27 Nike Home

画像1: Sanfrecce Hiroshima 2026-27 Nike Home

備後絣は日本三大絣の一つとして知られ、藍染めによる柔らかなかすれ模様が特徴。今回のユニフォームでは、その伝統的な質感とクラブの象徴である“三本の矢”を連想させる鋭角なV字デザインを組み合わせ、力強さと上品さを兼ね備えた仕上がりとなっている。

さらに、ゴールドのNikeスウッシュや脇部分からショーツにかけてのバイオレットのアクセントが全体の存在感を高めており、「広島からアジア、そして世界へ」というクラブの挑戦を表現している。

画像2: Sanfrecce Hiroshima 2026-27 Nike Home

一方、アウェイ(2nd)ユニフォームは、クラブ史上初となるオールシルバーを採用した。

Sanfrecce Hiroshima 2026-27 Nike Away

画像1: Sanfrecce Hiroshima 2026-27 Nike Away

デザインの着想源となったのは、広島のソウルフードであるお好み焼きを焼く鉄板とヘラ。戦後復興期から市民の暮らしを支えてきたお好み焼き文化と、広島の鉄鋼産業への敬意が込められている。全面に施されたシルバーカラーは鉄板やヘラをイメージしており、広島の誇りを象徴。クラブは「敵地でも鉄板のように堅固な守備を見せ、鋭いヘラのように相手を切り裂く」というメッセージを託している。

こちらもバイオレットの差し色が加えられ、アウェーの地でも広島らしさを失わないデザインとなった。

画像: グリーンとイエローのGKユニフォーム

グリーンとイエローのGKユニフォーム

機能面では、Nikeが推進する環境保全プロジェクト「MOVE TO ZERO」に基づき、ユニフォームとショーツの双方に100%リサイクルポリエステルを採用。軽量性、通気性、吸汗速乾性、伸縮性に優れ、選手のパフォーマンス向上を支える仕様となっている。

また、Vネックとクルーネックを融合した新型ネックデザインや、肩周りの可動域を高める立体裁断など、快適性と機能性の向上も図られた。

画像2: Sanfrecce Hiroshima 2026-27 Nike Away

細部にもクラブの理念が反映されている。左袖には被爆地・広島として8月6日の記憶を未来へ伝える「86」ロゴと、「One Ball. One World.」のメッセージを配置。右袖には地域への貢献を表す「HIROSHIMA」ロゴをあしらった。首裏にはクラブの誇りである三本の矢をデザインし、エンブレムは引き続きシリコン仕様、5冠を示すチャンピオンスターも継続採用される。

ユニフォームスポンサーは、胸と左鎖骨とショーツ後面右が「エディオン」、右鎖骨が「ハイセンス」、背中上部が「マツダ」、背中下部が「ひろぎんHD」、左袖が「イズミ」、前面裾が「丸井産業」、ショーツ前面が「テラル」、ショーツ後面左が「ホウコク」。

画像3: Sanfrecce Hiroshima 2026-27 Nike Away

さらに2026-27シーズンからは、Nikeオリジナルフォントを使用した新しいネーム&ナンバーも導入。クラブエンブレムが組み込まれた特別仕様となっており、新時代のサンフレッチェ広島を象徴するユニフォームとして大きな注目を集めそうだ。

筆者:奥崎覚(編集部)

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