J1の浦和レッズは10日、元日本代表MF中島翔哉が契約満了に伴い、今シーズン限りでチームを離れることになったと発表した。

中島は1994年8月23日生まれの31歳。東京ヴェルディのアカデミーで育ち、2012年10月4日にプロ契約を結ぶと、その17日後のJ2栃木SC戦にて、Jリーグ史上最年少(当時)の18歳59日でハットトリックを決める偉業を成し遂げた。

類まれな技術と打開力、そして決定力などから「天才」として注目を集め、2014年にFC東京へ完全移籍。カターレ富山への期限付き移籍を経て成長すると、2017年8月にはポルトガル1部のポルティモネンセへ引き抜かれた。

元来、メンタル面を含め“海外向き”な素養があったためか、ポルトガルでは1年目から10ゴールを記録。2年目には10番を背負い、発足直後の森保ジャパンでも日本代表の10番として、創造性あふれるプレーでファンを魅了した。

2019年2月には、日本人史上最高額の3500万ユーロ(当時およそ43億円)とも伝えられる移籍金でカタールのアル・ドゥハイルへ電撃移籍。

しかしここからキャリアが暗転。半年後に名門ポルトへ移籍し、10番を与えられるも期待に応えられず。その後はUAEのアル・アイン、ポルティモネンセ、アンタルヤスポルと渡り歩き、2023年7月に浦和レッズへ加入していた。

浦和でも期待されたほどの活躍はできず。今年のJ1百年構想リーグでようやく信頼を得て12試合に出場したものの、この夏でチームを去ることになった。

以下は退団が決まった中島のコメント。

「今シーズンで浦和レッズを退団させていただくことになりました。退団発表のコメントが対談形式ではなく申し訳ありません(笑)。気持ちを込めて書かせていただきます!

冗談はさておき、浦和レッズでの3年間素晴らしいチームメートとスタッフに囲まれてサッカーができ、とても楽しかったです!浦和レッズに加入するまではサッカー選手として日本に帰ってくる気持ちが全くなかったので、このような機会を与えてくださりとても感謝しています。

最終戦の前には退団することは決まっていましたが、試合を観てくれる方々に少しでも、自然に観てもらいたかったので、このタイミングで発表していただくようにお願いしました。

日本に帰って来てからチーム内外で学んださまざまなことを次のステージで変化と進化をさせて、さらに磨きをかけ真価を発揮し、もっとサッカーを楽しんで観てる方々が體(※からだ)も心も芯から温まるサッカーをしていきたいと思います!

そして何より試合を観た子どもたちが少しでもワクワクして、笑顔でのびのびプレーしたくなるような表現ができたらうれしいです!

そしてみなさんもいつか僕が開催するお茶会にも、ぜひ遊びに来てください(笑)。子どもたちもぜひ!

3年間ありがとうございました!!」

筆者:奥崎覚(編集部)

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