いよいよ現地時間の本日6月11日に開幕するFIFAワールドカップ2026。

日本で今大会、全104試合をライブ配信するのはスポーツ配信サービス『DAZN』だ。

そうしたなか、スカパーJSATは9日、DAZNが手掛けるこの世界的スポーツイベント関連番組の制作を支援すると発表した。

自社の中核施設である「スカパー東京メディアセンター(TMC)」を制作拠点として提供し、スタジオや副調整室(SUB)をはじめとする設備・機能を活用して番組制作をサポートする。

サッカーは長年深い関係を築いてきたことで知られるスカパー。2002年の日韓ワールドカップで全試合を放送して以降、Jリーグや欧州各国リーグ中継における中心的存在として多くの試合を放送し、日本のサッカー文化の普及に大きく貢献。

現在もYBCルヴァンカップや天皇杯、高円宮杯U-18プレミアリーグなどを放送・配信しており、日本のサッカーファンにとって重要なプラットフォームとなっている。

今回DAZNが制作拠点に選んだTMCは、スタジオ機能だけでなく映像伝送や放送・配信運用までを一体的に支える施設で、スカパーJSATが約30年にわたり培ってきた放送・配信のノウハウが集約されている。24時間365日稼働する設備を備え、継続的かつ安定した番組制作が可能な点が強みだという。

DAZNがTMCを採用した理由としては、バーチャル制作への対応力、国内外の映像伝送を支える柔軟な回線環境、そして長期間に及ぶ大型プロジェクトを支える充実した設備環境が挙げられている。特にバーチャルセットやCG技術を活用することで、競技データや分析情報を視覚的に分かりやすく表現できるほか、番組内容に応じた多彩な演出が可能になる。

今回の取り組みは、TMCが大型スポーツコンテンツの制作現場において、安定した運用基盤と高度な映像表現を両立できる施設として評価されたことを示すものでもある。

スカパーJSATは今後も、放送局や配信事業者、スポーツ団体などに向けて、高品質かつ柔軟なメディアソリューションを提供し、スポーツコンテンツの価値向上を支えていく方針とのこと。今回のDAZN支援は、放送と配信の垣根を越えた協力事例としても注目される。

筆者:奥崎覚(編集部)

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画像提供:Getty Images

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