バイエルン・ミュンヘンに所属する日本代表DF伊藤洋輝が、この夏の移籍ウィンドウで新天地を探さなければならない状況になりそうだ。
『Bild』『bavarianfootballworks』などの複数メディアによれば、バイエルンは伊藤の代理人に対し、「新たな移籍先を積極的に探してほしい」と伝えたという。
伊藤は2024年夏にVfBシュトゥットガルトから2350万ユーロ(およそ43億5000万円)の移籍金でバイエルンに加入。左センターバックと左サイドバックをこなせるユーティリティ性を評価され、ドイツ王者の一員となった。
しかし、バイエルンでの2年間は負傷に悩まされる時間が長かった。足の負傷などもあり、加入後の出場は公式戦31試合にとどまっている。
今回の報道によれば、バイエルンは伊藤の売却額としておよそ2000万ユーロを希望しているとのこと。日本円に換算すればおよそ38億円程度となる。
伊藤本人はスペインのラ・リーガを希望しているとのことだが、レアル・マドリーやバルセロナのような資金力のあるクラブが動く可能性は高くないとも。
バイエルンとしては、伊藤が優れた能力を持つ選手であることは認めつつも、度重なる負傷を踏まえて長期的な構想に不安を抱いているそう。チームには他にもコンディション面に不安を抱える選手がおり、今夏のうちにそのリスクを整理したいという考えもあるようだ。
ただ、仮にラ・リーガへの移籍が実現すれば、伊藤にとっては新たなスタイルのリーグで再評価を得るチャンスにもなる。バイエルンが求める2000万ユーロの移籍金を支払うクラブが現れるのか、そして伊藤自身がどのような決断を下すのか、今夏の移籍市場における注目ポイントの一つとなりそうだ。
筆者:石井彰(編集部)
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