ワールドカップ優勝を目指す日本代表だが、キャプテンである遠藤航が怪我のために開幕直前にチームを離脱することになり、彼は代表引退も表明した。
33歳の遠藤は、守備職人として、サムライブルーを支えてきた功労者。今年2月に左足甲の靱帯断裂を負い、手術後の懸命なリハビリで復帰にこぎつけた。
だが、復帰戦となった5月30日のアイスランド戦ではその左足を踏まれるシーンがあり、45分で交代。その後もチームに帯同していたが、開幕直前でショッキングな離脱が決まってしまった。
日本サッカー協会は、遠藤の代替として、FW町野修斗の招集を発表。
26歳の町野は、ドイツ1部ボルシアMGに所属する26歳のアタッカー。2022年ワールドカップでも負傷した中山雄太の代わってメンバー入りしたが、同大会での出場はなかった。
日本は14日のワールドカップ初戦で強豪オランダと対戦する。そのオランダの大手メディア『NOS』は、こう伝えていた。
「オランダが初戦で戦う日本は、遠藤の代わりにストライカーを招集した。
森保一監督は、負傷したMF遠藤の代役をストライカーにすることに決めた。ただ、指揮官はすでに町野を攻撃的MFとして何度も起用してきた。
これにより、NECの佐野航大は、結局、ワールドカップに出場することはなくなった。
すでに日本代表から外れていた佐野だが、アヤックスやPSV、シュトゥットガルトなどが関心を寄せている」
身長185センチの町野はストライカーながら、3-4-2-1システムのサムライブルーでは2シャドーの一角に入ることもある。
一方、佐野は、オランダ1部NECで今シーズン大活躍した22歳のMF。
オランダ1部リーグのフィールドプレーヤーとして唯一の全試合フルタイム出場を達成し、チームの3位躍進に大貢献した。
オランダリーグ屈指のMFとして欧州列強から熱視線を送られるほどの存在となったが、ワールドカップメンバーには選ばれず。兄である佐野海舟とともに夢の舞台に立つことは叶わなかった。
オランダ側としては、遠藤の代役としても佐野に声がかからなかったことに驚いているようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
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