ケリム・アライベゴヴィッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
ケリム・アライベゴヴィッチは、まさにこのワールドカップをきっかけに世界的なスターへと飛躍しそうなタイプだ。レッドブル・ザルツブルクでの目覚ましい成長を経て、アカデミー時代を過ごしたレヴァークーゼンへの復帰という大きな移籍を勝ち取った。
ザルツブルクでは公式戦17得点に関与(13ゴール4アシスト)しており、苦戦したチームにおいて数少ない希望の光となった。代表でもワールドカップ予選のPK戦での得点やアシストなど、決定的な仕事をこなしている。
まだ18歳だが、今大会で最も興味深い若手ウィンガーの一人として注目されるだろう。
エンドリッキ(ブラジル)
エンドリッキがまだ10代であることをつい忘れてしまいそうになる。彼が20歳になるのは、今大会の決勝戦の2日後だ。ブラジル代表としては、その時までに彼が重要な役割を果たしていることを願っているだろう。
レアル・マドリーでの序盤は出場機会に恵まれず苦しんだが、1月にローン移籍したリヨンで勢いを取り戻した。この決断は大正解で、リーグアンのわずか16試合で12得点に関与(5ゴール7アシスト)している。
その創造性もさることながら、ブラジル代表にとってより重要なのは彼のシュートの脅威だろう。枠内シュートの平均数は高く、パルメイラス時代から際立っていた圧倒的なシュート技術を見せつけている。リヨンでは主に右ウィングでプレーしたが、ロドリゴを欠くブラジル代表にとって、これはむしろ好都合かもしれない。
アユブ・ブアディ(モロッコ)
アユブ・ブアディは、派手なトリックやゴール、華やかなアシストでハイライトを独占するタイプのワンダーキッドではない。しかし、モロッコ代表にとって彼は、今大会で最も重要な若手選手の一人になる可能性がある。
ディフェンスラインの前で冷静かつ知的に振る舞い、バランス、ボール奪取、そしてポジションの規律をもたらす。昨季のリーグアンでは59回のタックルを記録し、リーグ屈指の堅守を誇ったユニットを保護する重要な役割を担った。
中盤と守備の両エリアでコンスタントにボールを回収する姿は、年齢を遥かに超えた成熟度を感じさせる。この活躍を見れば、モロッコ代表が彼を無視することは不可能だった。そして、このワールドカップの初戦でもレギュラーとして起用され、ブラジル相手のドローに貢献した。
