イブラヒム・エンバイ(セネガル)

イブラヒム・エンバイは、今大会に絶対的なレギュラーとして臨むわけではないかもしれない。しかし、ベンチから戦況を一変させられる爆発力を持った若手だ。

パリ・サンジェルマンに所属する彼は、2025-26シーズンは主にローテーションの要員として途中交代からの出場が多かった。しかし、ピッチに立てばそのクオリティは一目瞭然だ。リーグアンでの90分あたりのドリブル試行回数は約5回とリーグトップクラスで、ファイナルサードでのパス成功数も上位にランクインしている。

ボールを受けることを恐れず、自ら運び、危険なエリアでチャンスを作り出せるウィンガー。16歳6ヶ月23日というPSG史上最年少先発記録も塗り替えた。限られた時間でも結果を残す彼は、セネガルにとって最もエキサイティングな「隠し玉」となる。

ルカ・ヴシュコヴィッチ(クロアチア)

ルカ・ヴシュコヴィッチは19歳にして、2026年大会のクロアチア代表の守備陣において不可欠なピースとなる準備ができているようだ。トッテナムが保有し、昨季はハンブルガーSVへローン移籍していたセンターバックだ。

193cmの長身を誇るヴシュコヴィッチは、空中戦で圧倒的な強さを見せる。クリア数やヘッドでのクリア数でブンデスリーガの上位に位置し、空中戦勝率も極めて高い。若手DFとしてこれほどのフィジカル的な威厳を持つのは驚異的だ。

しかし、ただの「ストッパー」ではない。パス成功率は83%を超え、セットプレーでの得点源にもなる。ブンデスリーガで6ゴール(うちPK1つ)を記録したが、欧州5大リーグで彼以上に得点を挙げたセンターバックはいない。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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