プレミアリーグのリーズ・ユナイテッドは21日、FIFAワールドカップ2026のグループステージ第2戦で、日本代表MF田中碧がフル出場し、チュニジア戦の4-0勝利に大きく貢献したと伝えた。
メキシコのエスタディオ・モンテレイで行われた一戦には5万1243人が来場。田中は90分間を通して攻守両面で存在感を発揮し、日本の快勝を支えた。試合は鎌田大地の電光石火の先制点で幕を開けると、上田綺世が2得点を記録。さらに伊東純也もゴールを決め、日本は今大会初勝利を飾った。
リーズは田中について、守備面での規律と豊富な運動量を兼ね備えた「中盤の中心選手」として高く評価。神奈川県川崎市出身の27歳は、試合を通じて日本のボール保持を支え、85回のボールタッチを記録したほか、72本のパスを成功させ、成功率は96%という驚異的な数字を残した。
守備面でも貢献度は高く、4回のタックル、3回のボール回収を記録。さらに5度のデュエルを制し、中盤で相手に自由を与えなかった。また、35回のボールキャリーで合計264.6メートル前進するなど、攻撃の推進力としても機能。自らもシュートを放ち、チュニジア守備陣に脅威を与えた。
今季のリーズでも一時試合に出場できない苦しい状況が続きなから、不死鳥のように蘇りレギュラーとしてシーズンを終えた田中。クラブは安定したパフォーマンスを称賛し、ワールドカップの舞台でもその実力を示したと評価している。
ちなみに、田中は前回のカタール大会ではドイツ戦とスペイン戦に先発しており、日本はこの両試合でいずれも2-1と逆転勝利。今大会も初先発のチュニジア戦で勝利したことから、ワールドカップで先発した3試合全勝ということになる。
これは、森保ジャパンで唯一田中だけが持っている記録。逆に田中が控えだったコスタリカ戦(0-1)、クロアチア戦(1-1)、オランダ戦(2-2)はいずれも引き分け以下に終わっており、「最強のワールドカップ男」が再び日本に歓喜をもたらした。
チュニジア戦の快勝により、勝点を4に伸ばした日本代表。ノックアウトステージ進出へ大きく前進した状況で、日本時間6月26日(金)のグループステージ最終節はスウェーデンと対戦する。
筆者:奥崎覚(編集部)
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