3位:ダビド・ビジャ
スペイン史上最高のストライカーであり、この国の歴史において特別な地位を占めている。中盤に芸術家が揃っていた当時のスペインにとって、ビジャは「とどめを刺す」唯一無二の存在だった。両足から放たれる無慈悲なシュートは、どんな角度からでもネットを揺らした。
代表通算59ゴールは歴代最多記録。EURO2008では得点王に輝き、44年ぶりのタイトル奪取に貢献。2010年W杯でも5ゴールを挙げ、世界制覇の立役者となった。バレンシア、バルセロナ、アトレティコなどでラ・リーガやCLを制覇。
ポゼッションで圧倒する黄金時代のスペインが、その支配を「勝利」へと変えるために最も必要としていたのがビジャであったことに異論はないだろう。センターフォワードでも、3トップの左でも、そのゴールセンスは一級品だった。
2位:セルヒオ・ラモス
サッカー史上、最も多くの栄誉を手にしたDFの一人だ。スペイン代表として歴代最多の180キャップを記録し、黄金期の3連覇すべてに貢献。右サイドバックとセンターバックを高次元でこなし、その攻撃性、身体能力、空中戦の強さは攻守両面で脅威となった。
レアル・マドリーでは守備だけでなく、劇的なゴールを決める能力でレジェンドとなった。特に2014年CL決勝のアディショナルタイムに決めた同点弾は、クラブの歴史を塗り替えた。
物議を醸す言動も多かったが、その勝利に対する異常なまでの執着心とメンタルは、スペインが生んだ選手の中でも群を抜いているといえるだろう。
1位:アンドレス・イニエスタ

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多くの人々にとって、彼はスペイン史上最高のフットボーラーだ。スタッツを超越したコントロールの美学、そして決定的な瞬間を支配する力。類まれなバランス感覚とインテリジェンスを持ち、まるで周囲の時間だけが止まったかのように密集をすり抜けていく。
バルセロナでの数々の成功はもちろん、代表でのレガシーはもはや不可侵の領域にある。2010年W杯決勝、オランダ戦での延長決勝ゴール。スペインに初めての世界王者の称号をもたらしたのは彼だった。
EURO2008、2012でも異次元のパフォーマンスを見せ、世界中のリスペクトを一身に集めた。チャビが「脳」なら、イニエスタは「魂」だった。優雅で、決定的で、そして決して忘れられない魔法使いだ。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)
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