「もちろん(チームには)入れないんですけど、その周りでリフティングずっとしてて、そうしたら、コーチが一緒にやろうよって言ってくれて、入れさせてくれたのを覚えてます。
無計画でしたね。(ブラジルで現地の)試合も見に行ってないですし。ビーチ沿いでリフティングしてとか、公園でリフティングして…。でも、ほとんどの日、 ひとりでサッカーすることはなかったですね。誰かしらとサッカーしてましたね。
その時は何をっていうよりは、楽しさ 。あと、世界っていうか、ブラジルのドリブルの感覚だったり、そういうのを感じたくて。
直接一緒にプレーできたっていうのが大きな経験でしたね。もうなんかブラジル人全員サッカー好きなんだなって思って。
というのも、帰りの空港でボールを持ってたんですけど、もちろん。空港でもリフティングしたんですよ。そうしたら、空港のセキュリティとか働いてる人が入れてくれよみたいな感じで来て、一緒に5~6人でリフティングみんなでしてたんですよ。
なんか普通じゃないなって考えてたんですけど、いま考えたら。その時はこれが普通なのかなと思ったんですけど。
ブラジル人はみんなサッカー好きなんだなと思いました。ボール蹴るのが当たり前なのかなって。
やっぱりフリーで好きなようにボール蹴るっていうのが、ブラジルのサッカーの原点なのかなっていうか 。考えずに本能でやるじゃないですけど、教え込まれたようなプレーじゃなくて、本能で思うがままに動くっていうのがあるのかなって。僕もそういうとこはあるんですけど」
リオデジャネイロにあるフラメンゴはブラジル最大の人気チームであり、ジーコらを輩出してきた超名門。
幼き日の中村が現地でボールを蹴っていると自然と輪ができたそう。空港の警備員も含め、見ず知らずの人でも関係なく、ボールを蹴るサッカー文化を体感したとか。
それこそが王国の原点だと感じており、自分にも本能的にプレーするという類似性があると感じているようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
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