ワールドカップはグループステージの戦いが佳境を迎えている。
グループHではウルグアイ代表がまさかの敗退となった。
サウジとカーボベルデに引き分け、後がなかった第3戦で強豪スペインと対戦。
前半に先制されると、マルセロ・ビエルサ監督は、後半12分という時間帯に大黒柱であるキャプテンのフェデリコ・バルベルデをベンチに下げることを決断する。
27歳のバルベルデは世界的強豪レアル・マドリーに所属しており、市場価値は9000万ユーロ(約165億円)を誇るスター選手。
だが、その荒療治も実らず、ウルグアイは0-1で敗戦。グループ3位となったが、敗退が決まってしまった。
奇才として知られるアルゼンチン人のビエルサ監督は、2023年からウルグアイを率いてきた。
『AS』によれば、70歳の指揮官は、バルベルデを交代させた理由などについてこう語っていたそう。
「バルベルデを交代させたのは、攻撃力を高めたかったからだ。交代で投入する選手と下げる選手の特性を考慮した上での判断だった。
(就任してからの39ヶ月でウルグアイのサッカー界に何を残したか?)
私はウルグアイのサッカー界に何もしていない。
監督が3年間指揮した国に何らかの貢献をしたとしても、結果を残せなければ、定着しない。
南米予選4位もコパ・アメリカ3位の結果も何の価値もない。今回の結果に至っては、定義する必要すらない。私の在任期間は、何ももたらさないものだった」
MFであるバルベルデの代わりに投入されたのは、FWフェデリコ・ビニャスだったが、得点を奪うために攻撃的選手を入れたということのようだ。
一部にはバルベルデらを含めた一部選手がビエルサ監督に反旗を翻し、スペイン戦に向けた戦術的アプローチなどを変更するよう要求したとも報じられている。ワールドカップでチームが空中分解した可能性もあるようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
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