フェルナンド・ムスレラ(ウルグアイ)
プロデビュー:2006年6月
フェルナンド・ムスレラがプロデビューしたのは2006年6月。ラミン・ヤマル誕生のわずか1年前のことだ。彼は、ディエゴ・フォルラン、ルイス・スアレス、エディンソン・カバーニ、ディエゴ・ゴディンらと共に、ウルグアイを再び世界の強豪へと押し上げた黄金世代の一翼を担ったゴールキーパーだ。
2010年ワールドカップでのベスト4進出や、2011年コパ・アメリカ制覇はその絶頂期と言えるだろう。クラブレベルではガラタサライのレジェンドとなり、その一貫性とリーダーシップでファンから絶大な支持を集めてきた。
今回のワールドカップではマルセロ・ビエルサ監督に懲罰交代のような形でピッチから引き離されてしまったが、彼がウルグアイに残した功績が台無しになったわけではない。
アクセル・ヴィツェル(ベルギー)
プロデビュー:2006年9月
アクセル・ヴィツェルは、ラミン・ヤマルが生まれる1年足らず前の2006年9月にプロのキャリアをスタートさせている。
ベルギーの「黄金世代」の重要人物でありながら、決して派手な役回りではなかった。彼はチームにバランスをもたらす存在だった。中盤、あるいはキャリアの後半ではディフェンスラインに入り、卓越したポジショニングと冷静な判断でチームに安定感を与えてきた。
ベルギー、ポルトガル、ロシア、中国など世界各地で多様な経験を積み、ベテランになってからヨーロッパへと復帰。30代で再びトップレベルでのキャリアを再構築し、鉄人のように高いレベルのプレーを続けている。
エフサン・ハジ・サフィ(イラン)
プロデビュー:2006年12月
エフサン・ハジ・サフィがプロデビューしたのは2006年12月。ラミン・ヤマル誕生のわずか数ヶ月前のこと。
イラン代表において、彼は一時代を築いた象徴的な選手の一人である。左サイドバック、左ウイングバック、ボランチと、複数のポジションを高いレベルでこなし、多才さとリーダーシップで長きにわたり代表チームを支えてきた。
アジアカップやワールドカップという大舞台に何度も立ち、アジア屈指の強豪国の重責を背負い続けてきた。メッシやロナウドほど世界に轟いているわけではないかもしれないが、その持続力は称賛に値するものだ。
マイケル・ボクソール(ニュージーランド)
プロデビュー:2006年12月
ニュージーランドのセンターバックを務めるボクソールがプロデビューしたのは2006年12月。ラミン・ヤマルが誕生する数ヶ月前のことだ。
揺るぎない信頼性、フィジカルの強さ、そして献身的な姿勢によって、長いキャリアを築き上げてきたディフェンダー。ラグビーなどが絶大な人気を誇るニュージーランドにおいて、彼は多くの大会でチームの要として戦ってきた。
また母国ニュージーランドだけでなく、南アフリカとアメリカで長くプレーし、国際的な経験も豊富。若い選手たちが台頭するなかでも、チームの柱として常に必要とされる存在だった。
カミロ・バルガス(コロンビア)
プロデビュー:2007年3月
カミロ・バルガスがプロデビューしたのは2007年3月。ラミン・ヤマルが生まれるわずか数ヶ月前のことである。彼は瞬く間に世界的なスターになったわけではなかったが、キャリアを粘り強く築き上げてきたGKだ。
鋭い反射神経にリーダーシップと落ち着きを兼ね備え、コロンビアで最も経験豊かな選手の一人へと成長。南米やメキシコで活躍し、クラブの象徴的な存在となった。
コロンビア代表でもポジションを確保したのは2023年から2024年にかけて。30代なかばになってからその実力を発揮し、信頼を勝ち取った。そのキャリアはまさに忍耐と継続がもたらしたものだといえるだろう。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images
