ブラジルとの決勝トーナメント1回戦に敗れて、ワールドカップでの戦いが終わった日本代表。
ここから新たなサイクルがはじまるが、今後4年での成長に期待したい若手メンバーのひとりが塩貝健人だ。
塩貝は21歳の快足アタッカーで、慶應義塾大学ソッカー部からオランダ1部NECに引き抜かれるとスーパーサブとして瞬く間にブレイク。今年1月のドイツのヴォルフスブルクに移籍すると、ワールドカップメンバーに抜擢された。
ブラジル戦前の発言が物議を醸したが、それは率直すぎる性格の裏返し。
JFAがこのほど公開したTeam Camでは、そのシャイな性格が伺えるようなシーンがあった。
Team Cam vol.08|5度目の挑戦、ラウンド32突破はならず。世界一への挑戦は続く ブラジル戦の舞台裏|SAMURAI BLUE |FIFA World Cup 2026™
www.youtube.com元代表キャプテンでもある長谷部誠コーチからトレーニングの『締め』を任されたのだが…。
長谷部「健人、いけ」
塩貝「えっと、頑張りましょう。せーの…」
長谷部「もう一回、もう一回、もう一回。ヤダ、そういうのヤダ。もう一回、もう一言!」
塩貝「えーと、僕たちは出てないので、次僕たちが活躍できるように頑張っていきましょう…」
塩貝の簡素過ぎる声出しに長谷部コーチはやり直しを命じていたのだ。
そんな塩貝は、先月に公開されたABEMAの密着番組では、自らの性格を「寂しがり屋」としつつ、こんな話もしていた。
「(移籍したヴォルフスブルクでの)状況は苦しいですけど、こういう経験がなかったら、僕の性格的にずっと調子良くて、ずっとうまくいってる人生の方が怖いし、 どっかで痛い目見るんじゃないかって思うし。
これは全然人としていいなという風に思わないですけど、ずっと幸せでいるより、どっかで苦しい経験があった方がいいと思ってるんで…」
その後、ヴォルフスブルクは2部に降格してしまった。
これを糧に塩貝がさらになる成長を見せることに期待したい。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images




