メキシコ 2-3 イングランド(ラウンド16)
そんなブラジルvsノルウェーと同日に行われた、開催国メキシコと“母国”イングランドの一戦もまた大会屈指の激闘となった。
エスタディオ・アステカを埋め尽くした地元サポーターの大声援を背に試合を進めたメキシコだったが、イングランドは冷静さを失わず。2-1とリードして迎えた54分、DFジャレル・クアンサーがレッドカードで退場しても決して慌てなかった。
その後、お互いがPKで1点ずつを取り合うと、トーマス・トゥヘル監督は74分から身長201cmの巨人DFダン・バーンを投入。5-3-1のシステムでゴール前を固めて見事に逃げ切っている。アメリカではアメリカ以外の試合で史上最多となるテレビ視聴者数を記録したとのこと。
アルゼンチン vs エジプト(ラウンド16)
最後は、まだ記憶に新しい王者アルゼンチンとリオネル・メッシが見せた圧巻の逆転劇。日本では深夜1時のキックオフだったため、エジプトが後半2点リードした時点で眠りについた方も少なくなかったかもしれない。
エジプトはGKモスタファ・ショベイルを中心とした堅守とカウンターで優勝候補を苦しめ、試合終盤まで互角以上の戦いを披露。アルゼンチンは経験豊富な主力が要所で違いを生み出し、3-2で競り勝ったが、その内容はスコア以上に苦しいものだった。

しかし、アルゼンチンは苦しい状況の中であらためて王者らしいメンタリティを証明。そして、自らの同点弾に感情を爆発させ、試合後には涙も見せたメッシのワールドカップでの冒険は、まだ続くことになった。
筆者:奥崎覚(編集部)
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