ジョージ・ウェア

1995年にバロンドールを受賞したジョージ・ウェアは、現在も同賞に輝いた唯一のアフリカ人選手だ。PSGやACミランで爆発的なストライカーとして君臨し、両クラブでリーグ優勝を経験。アフリカ年間最優秀選手にも3度選ばれた。

しかし、彼の母国リベリアは一度もワールドカップに出場したことがない小国だった。代表通算75試合18ゴールを記録したウェアは、引退後に政治の世界へ入り、現在は母国の第25代大統領を務めている。

そして皮肉なことに、ニューヨーク生まれの息子ティモシー・ウェアはアメリカ代表を選び、2022年カタールW杯のウェールズ戦でゴールを決めて父の夢であったワールドカップ出場を叶えている。

エリック・カントナ

1990年代のプレミアリーグを定義したカリスマ、エリック・カントナ。マンチェスター・ユナイテッドの黄金期を築いた彼だったが、一方でフランス代表でのキャリアは不運の連続だった。

ユナイテッドで5シーズン中4度の優勝を果たすなど絶対的な影響力を誇ったが、代表では1990年、1994年とまさかの予選敗退を喫した。

特に「パリの悲劇」として知られる1994年予選では、残り2試合でほぼ突破が決まっていながらイスラエルとブルガリアに連敗。アメリカへの切符を逃した。代表通算45試合20ゴール。フランスが自国開催で初優勝を飾る1998年大会を前にして、彼は現役を退いている。

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