デンマーク1部のブレンビーIFに所属するMFニコライ・ヴァリスが、FC東京への移籍を完了させるため、すでに日本へと向かっているようだ。

『plbold』によれば、ヴァリスは火曜日に行われたトレーニングと親善試合のメンバーから外れていた。この際にクラブは「移籍手続きを完了するために彼が日本へ渡航した」と認めている。移籍先はおそらくFC東京であると報じられた。

FC東京からの具体的な関心が最初に報じられたのは先週のことで、デンマークメディアによれば「ヴァリス本人が日本のクラブでのプレーに強い関心を示している」と伝えられていた。

報道によれば、彼の契約には1500万デンマーク・クローネ(およそ3億7000万円)の契約解除条項が存在しており、さらに条項はデンマーク国外のクラブにのみ有効なものだったそう。

この条項は、昨夏に彼がブレンビーとの契約を2027年まで延長した際に設定されたものだ。彼はブレンビーへの愛着を語りつつも、海外挑戦への野心を常に抱いていることを隠していなかったとのこと。

ヴァリスにとってこれが初の海外移籍となるが、ブレンビーでは2シーズンにわたり日本代表FW鈴木唯人と共にプレー。昨夏鈴木がフライブルクへ移籍する前まで、非常に素晴らしい関係を築いていたという。

その縁もあり、後からブレンビーに加入した内野航太郎や福田翔生がチームに馴染めるよう、積極的にサポートする姿も見せていたそうだ。さらに、FC東京にはデンマークでのプレー経験が豊富なアレクサンダー・ショルツも在籍しており、ヴァリスにとって理想的な環境が整っているとも。

ヴァリスはBKスキョル、スコフショヴェド、ロスキレFCを経て、2022年にシルケボーからブレンビーに加入した189cmの大型アタッカーだ。

ブレンビーでは通算126試合に出場し、36ゴール27アシストを記録。圧巻だったのは加入2年目で、21ゴールに関与する活躍を見せてスーペルリーガの年間最優秀選手に輝いている。

また2023年夏にはミケル・ダムスゴーアの負傷に従って初めてのデンマーク代表招集を受けており、EURO予選のサンマリノ戦、フィンランド戦でメンバー入りしている。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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