「遠藤のケースは興味深い。33歳という年齢からして、退団する場合には、格下のクラブへの移籍
になることを十分に理解しているはずだ。
リヴァプールとしても、契約残り1年となった彼に移籍金を要求することにメリットはほぼない。夏の移籍市場で新戦力獲得に投じるであろう金額に比べれば、その移籍金は微々たるものに過ぎないからだ。
あらゆる事情を考慮すれば、遠藤はイラオラ新監督のチームにおいて、控えとしての役割を引き続き果たすことに満足するかもしれない。
怪我さえ避けられれば、スペイン人監督の下で、より重要な役割を担えるようになるかもしれない。
イラオラ監督には、選手層を薄くするのではなく厚くする必要がある。したがって、遠藤のような経験豊富な選手がチームにいて損になることは何もない。指揮官の采配次第では、意外な副キャプテンの候補になる可能性さえある。
リヴァプールには、遠藤の規律から学ぶことができる若手が多くいる。
彼を手放す唯一の理由があるなら、選手本人が、欧州屈指のビッグクラブでプレーすることを犠牲にしてでも、他チームでより安定した出場時間を求める場合だけだろう」
遠藤本人が残留を望んでいるなら、チームにとって有用な存在であるため、積極的に売却する必要はないと見ているようだ。
リヴァプールは26日からプレシーズンマッチがスタート。8月には田中碧所属のリーズや南野拓実が所属するモナコとも対戦する予定になっている。
そして、8月24日のプレミアリーグ開幕戦でニューカッスルと対戦する。
筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images



