日本代表のキャプテンとして自身3度目となるワールドカップに出場するはずだった遠藤航。
怪我によるコンディション不良のために、本大会直前に無念の離脱を余儀なくされると、代表からの引退も決断した。
遠藤は2月に左足甲の靱帯を断裂してから懸命なリハビリで復帰にこぎつけたものの、万全なコンディションにまで戻らず。
33歳になった守備職人は世界的強豪リヴァプールとの契約が残り1年となっており、今夏の去就が注目されている。
遠藤はアルネ・スロット監督のもとで出場機会が激減したが、今季からはアンドニ・イラオラ新監督がチームを率いる。
そうしたなか、『Liverpool Echo』は、「遠藤は、リヴァプールで契約最終年を迎えている多くの選手の一人だが、クラブはこの夏に彼を売却して資金を回収すべきか」という話題を伝えていた。2人の記者が遠藤の去就についてこのような持論を展開していた。
「この数年、遠藤が少々苛立たしい時期を過ごしてきたと言うのは、むしろ控えめな表現だろう。
スロット監督がプレミアリーグ優勝を果たした際、この日本人選手は先発機会がほとんどなかった。
モハメド・サラーやアンディ・ロバートソンら経験豊富な選手たちが退団したことを考えれば、遠藤の積極的な売却は慎重に検討すべきだろう。
確かにこの日本人選手は再び出場時間が制限される可能性は十分にある。しかし、彼は現在のチーム状況のなかで、希少といえる献身的な守備的MFだ。
そして、もしリヴァプールがそのポジションを補強しないのであれば、早々に手放すのは愚かな判断だろう。
彼はチームの未来を担う存在ではなく、間違いなく新契約のオファーはないはず。ただ、本人が残留を希望するのであれば、その経験と知恵を活かすために残しておくのが賢明だ」
