ヴォジーニャ

国:カーボヴェルデ

無所属

40歳のヴォジーニャは、今大会で最も予期せぬヒーローとなった存在だ。初出場となったカーボヴェルデはあきらかに苦戦が予想されていたチームだったが、このベテランGKが歴史的な決勝トーナメント進出の立役者になった。

スペイン戦での驚異的なセーブ連発は世界に衝撃を与えた。アルゼンチン戦でも存在感を放ち、大会を通じて1試合平均4.5セーブを記録。鋭い反射神経と1対1での勇気、そして冷静な足技。瞬く間にカルト的な人気を博した。

また注目されたのは、彼がポルトガルのシャヴェスを退団して「無所属」の状態で大会に挑んでいたこと。しかし、この活躍が扉を開いた。チリの名門コロ・コロが交渉に乗り出し、インテル・マイアミからの関心も伝えられている。

グスタボ・プエルタ

代表:コロンビア

所属:ラシン・サンタンデール

フル代表での経験はわずかだったが、プエルタは瞬く間にコロンビア中盤の不可欠なピースとなった。スペイン2部のラシン・サンタンデールで充実したシーズンを過ごした22歳は、その勢いのまま代表でも躍動した。

ウズベキスタン戦ではボール奪取からルイス・ディアスのゴールを演出し、守備の激しさと冷静な配球を両立。中盤でセカンドボールを拾い続け、攻撃陣を自由に動かした彼のプレーは、実績のあるリチャルド・リオスからスタメンの座を奪うに値するものだった。

若くしてレヴァークーゼンやハル・シティで苦い経験をしたプエルタだが、今大会がその評価を塗り替えた。現在はポルト、ローマ、アタランタ、ビジャレアルといった面々が関心を示していると言われており、ステップアップの機会を今か今かと待っている。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images

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