サカーナ・ジャパン株式会社は22日、世界のスポーツシューズ・アパレル市場などを分析した調査レポート『グローバル・スポーツ・エスティメート(GSE)2026』の販売開始を発表した。
調査では、世界のスポーツ製品市場は2025年に99兆円(6,176億ドル、1ドル=160円換算)となり、前年比2%増と推計。2030年には116兆円(7,243億ドル)まで拡大し、今後5年間の年平均成長率は3%になると予測している。
今回の調査で特に注目されたのがサッカー市場の成長性だ。主要16競技を対象とした分析では、サッカー関連製品の市場が2030年まで年平均6%の成長を見込まれ、スポーツライフスタイル、ランニング、テニスと並ぶ、最も高い成長率のカテゴリーとなった。
競技人口の多さに加え、国際大会や各国リーグへの関心の高まり、シューズやユニフォーム、ボールなど関連商品の需要拡大が、今後の市場をけん引するとみられている。
世界的なサッカー人気は、競技シーンだけでなくライフスタイル分野にも波及しており、機能性とファッション性を兼ね備えたスポーツアパレルやフットウェアの需要が拡大。さらに、2026年夏に開催されたFIFAワールドカップの盛り上がりも市場成長を後押しする要因として挙げられており、サッカー関連ビジネスのさらなる拡大が期待されている。
サカーナ・ジャパンのスポーツ事業部アカウントマネージャーを務める伊藤和正氏は、今回の調査結果について以下のようにコメントしている。
「今後最も成長するスポーツ市場として、普段使いのスポーツライフスタイル、健康スポーツの側面が強いランニング・テニスと並んで、競技スポーツの側面が強いサッカーが予測されているというのは興味深い結果です。20日に決勝が行われた国際サッカーイベントの盛り上がりを見ても分かるように、サッカーにはまだ多くの潜在的な消費者需要が存在していることを表しています」
『グローバル・スポーツ・エスティメート(GSE)2026』は、主要89カ国とその他地域を対象に、シューズやアパレル、ボールなどスポーツ用品市場を分析したレポート。市場規模や成長トレンドに加え、スポーツ別、地域別、製品カテゴリー別の詳細データや2030年までの市場予測も収録しており、スポーツ用品メーカーや小売業、マーケティング担当者が今後の事業戦略を立案するための基礎資料として活用できる内容となっている。
筆者:奥崎覚(編集部)
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