千葉県習志野市は10日、市内スポーツ施設を対象としたネーミングライツ(命名権)パートナーの募集を開始したと発表した。
企業・団体に施設の愛称を付与する権利を提供することで新たな財源を確保し、施設の維持管理やスポーツ振興、市民サービスの向上につなげることを目的としている。
募集期間は8月3日(月)までで、対象は習志野市秋津サッカー場、秋津野球場、東部体育館の3施設。契約期間は2027年4月から2年間で、秋津サッカー場と秋津野球場の最低応募金額は年額150万円、東部体育館は同50万円(いずれも税込)となる。
サッカーファンにとってお馴染みの秋津サッカー場は、千葉県内でも有数のサッカー専用施設として知られ、日本代表やJリーグクラブのトレーニング、各種公式戦、高校・大学・社会人大会など幅広いカテゴリーで活用されてきた。
2026年度には人工芝化工事を終え、全面利用に加えて2分の1面や4分の1面での利用、練習利用も可能となるなど、地域のサッカー環境の充実が図られている。
同施設ではすでにネーミングライツ制度が導入されており、2018年4月からは第一カッター興業株式会社と契約(年額150万円)。「第一カッターフィールド」の愛称で親しまれている。
同社は秋津野球場でも命名権を取得し、「第一カッター球場」の名称が使用。今回の募集は現契約の終了を見据えたもので、新たなパートナー企業を募る形となる。
ネーミングライツを取得した企業には、市ホームページや広報紙、各種パンフレットなどで愛称が使用されるほか、記者発表を通じたPR機会や、自社が習志野市のネーミングライツパートナーであることを対外的に発信できるメリットが用意されている。
市は、地域スポーツの発展と施設の魅力向上にともに取り組む企業・団体からの応募を期待しており、ネーミングライツ制度を通じて安定した施設運営と地域活性化の両立を目指していく。
筆者:奥崎覚(編集部)
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