2026年ワールドカップを優勝したスペイン代表。その一員となっていたファビアン・ルイスとガビが、故郷で意外な「贈り物」をもらっていたとのこと。
彼らのふるさとであるスペイン南部アンダルシア州にあるロス・パラシオス・イ・ビジャフランカでは、国際大会で優勝した地元出身選手に「体重分のトマトを贈る伝統がある」という。
この伝統が始まったのは2010年のこと。スペイン代表が南アフリカワールドカップで初優勝した際、ロス・パラシオス・イ・ビジャフランカ出身のヘスス・ナバスが、その歴史的な優勝メンバーの一人になった。
トマトの生産で有名であるこの街は、地元出身の世界王者となったヘスス・ナバスを祝うため、「彼の体重分のトマトを贈る」という企画を作ったのだ。そしてそれ以降、同郷の選手がワールドカップや欧州選手権を制するたびに、同様の祝福が行われるようになった。
ちなみにヘスス・ナバスは2010年ワールドカップだけでなく、EURO2012、EURO2024でも優勝しており、そのたびに故郷から体重分のトマトで祝福されたという。
そして『ESPN』によれば、バルセロナに所属するガビと、パリ・サンジェルマンでプレーするファビアン・ルイスも、今週の火曜日に故郷ロス・パラシオス・イ・ビジャフランカへ凱旋したとのこと。
市庁舎で特別な歓迎式典が行われた後、2人は体重計に乗せられた。ファビアン・ルイスの体重は84キロ、ガビは68キロで、その計測結果に合わせてファビアンには84キロ、ガビには68キロのトマトがそれぞれ贈られたようだ。
ロス・パラシオス・イ・ビジャフランカの人口は、およそ3万5000人と伝えられている。決して大きな街ではないものの、その中から3人の世界王者が出たということで「スペイン屈指のサッカー選手を生み出す場所」としても注目されているそう。
筆者:石井彰(編集部)
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