リオネル・メッシ擁するアルゼンチンを下して、ワールドカップ優勝を成し遂げたスペイン。

今大会では持ち前のパスサッカーに加え、8試合でわずか1失点と堅守も見せつけた。

そうしたなか、サポートメンバーとして今大会に帯同した元日本代表キャプテンの吉田麻也は、interfmの『吉田麻也 Treasure in Talk』でこんな話をしていた。

「ワールドカップも無事終わり、優勝はスペインということでですね。

決勝戦は、なかなか玄人向けの試合になってしまいましたが、堅い試合でしたね(苦笑)

やっぱりスペインと戦ったら、どこもああやって守備になってしまうんだなぁというのをあらためて感じました。

僕らも4年前にスペインと戦って、本当にガッチガチに守り倒してですね。本当に1~2個のチャンスをものにして、よくあのチームに勝ったなぁって決勝戦を見ながら、感じたくらいなんですけども。

とはいえ、ワールドカップ、楽しい1か月が終わってしまいました…」

延長戦にもつれ込んだ決勝戦で、アルゼンチンは90分間で一度もシュートを打てず。

後半終了間際にアルゼンチンが退場者を出したこともあり、ボール保持率はスペイン60%、アルゼンチン32%。シュート数もスペイン20本(枠内12)、アルゼンチン2本(枠内0)と大差がついた。

スペインの各試合のボール保持率とシュート数はこうなる(左側がスペインのスタッツ)。

GS:カーボベルデ 0-0(65% 25%、27本 6本)
GS:サウジアラビア 4-0(63% 29%、22本 3本)
GS:ウルグアイ 1-0(57% 33%、6本 5本)
R32:オーストリア 3-0(59% 33%、23本 5本)
R16:ポルトガル 1-0(50% 41%、15本 10本)
準々決勝:ベルギー 2-1(61% 30%、17本 5本)
準決勝:フランス 2-0(45% 46%、10本 10本)

フランス戦以外は全てスペインが上回っている。

吉田が代表キャプテンを務めた2022年大会の日本は、グループステージでスペインに2-1で勝利。

『三笘薫の1ミリ』が生まれた劇的な逆転劇だったが、ボール保持率はスペイン78.2%、日本14.7%と完全に押し込まれる展開だった。また、シュート数も14本vs5本、パス数も1070本と224本とスペインが優勢だった。

スペインが強すぎるあまり、相手は守備的にならざるを得ず、その結果、難しい試合展開になりがちだと吉田は感じているようだ。

筆者:井上大輔(編集部)
画像提供:Getty Images

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