フィルヒル・ファン・ダイク

(C)Getty Images
所属:リヴァプール
リヴァプールの一時代を支えたフィルヒル・ファン・ダイクも、契約最終年を迎えている。2018年にサウサンプトンから加入すると、それまで不安定だった守備陣を一変させた。圧倒的なスピードと強さ、空中戦、冷静な判断力を兼ね備え、相手FWとの一対一でも負けることがなかった。
35歳となった現在、全盛期の身体能力からはわずかに衰えがみられているにしても、最終ラインを統率する能力や経験は依然として高く、チームの主力であることに変わりはない。
ただ、リヴァプールでは近年、長くクラブを支えた選手たちが次々と去っている。アンディ・ロバートソンやモハメド・サラーの退団に続き、ファン・ダイクにも世代交代の波が及ぶ可能性がある。
かつて世界最高のセンターバックと評価された選手が、どのような形でキャリアの最終章を迎えるのか。契約延長がまとまらなければ、リヴァプールの象徴が移籍金なしで去るという現実が近づくことになる。
ティボー・クルトワ
所属:レアル・マドリー
ティボー・クルトワは、現在も世界最高のGK候補に挙げられる存在だ。レアル・マドリーでは数々の大舞台で決定的なセーブを見せ、特にUEFAチャンピオンズリーグではチームを救う活躍を繰り返してきた。
大きな負傷を経験しながら復帰し、その後もレアル・マドリーの正守護神を維持。直近2シーズンでは、クラブが主要タイトルを逃したにもかかわらず、リーガの年間ベストイレブンに選ばれたほどの存在感を見せている。
ただ、クルトワはすでに34歳となり、レアル・マドリーはベテラン選手に対して長期契約を提示しない方針があるクラブだ。能力だけを見れば残留に疑いはないが、契約期間や給与を巡る交渉は難しくなるだろう。
もちろん契約延長の交渉がまとまらなければ、正GKを必要とする欧州の有力クラブが関心を示す可能性は高い。
ただ、クルトワ自身も、レアルでプレーできる限りは残留を希望するとみられる。大きな問題が起きない限りクラブに残留すると考えられている。しかしながら、常にフリーエージェントで退団する可能性がつきまとう状況にクラブは納得するのかどうか…。
※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。
筆者:石井彰(編集部)
画像提供:Getty Images
